社員インタビュー
「すばらしい製品です」と
胸を張りたいから。
MS
研究開発部 2009年入社
- 入社エピソード
- 母校である滋賀県立大学大学院とサンメディカルが共同研究をしていたことがきっかけ。サンメディカルの工場見学をした時に、“誰に対してもウエルカム”な温かい雰囲気にふれ、「ここで働きたいな」と直感したことが決め手になったのだとか。
- プロフィール
- なんとなくの感覚ではなく、明確に数値化できることが好き。「だからこの仕事が性に合っているのかも」と自己分析する。趣味は、音楽のライブに行くこと。次回のライブを楽しみに日々の仕事に邁進するのが、彼女の生きがいのひとつ。
02紆余曲折から、大きな発見が生まれることも。
忘れられない思い出は、先輩と上司の3人で共同担当した「ライトフィックス(光硬化型の動揺歯固定用接着材料)」の開発ですね。
開発の終盤、実際に臨床医の先生方とお会いして製品へのご意見をいただく機会がありました。そこで痛感したのが、「実験」と「臨床」にはへだたりがあるということ。実験レベルでは理想値であっても、治療の流れから考えた時に、「もう少し接着力を高く」や「やや固さがほしい」といったリアルな声を伺うことができました。
そこから先輩と共に方向性を見直し、さらなる改良を重ねて、現在の製品が誕生したのです。いろいろ苦労しましたが、おかげで「いい評判ですよ」とうれしい声をいただいています。
実験の数値だけじゃ見えないことって、あるんですね。大切なのは、医療現場に本当に求められる製品であること。研究に没頭するとつい一点に集中してしまいがちですが、使い手に寄り添って広い視野を持つことを教わりました。